<旅の動機>

自転車

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日本一周の動機

 定年2年を前にして漠然と思いついたのが、「退職後、自動二輪車で日本一周をしてみよう・・・」というものでした。手法は異なるものの、私が「日本一周」を考えるに至った動機でした。

 夢を抱いた後は、自動二輪に関する雑誌を随分買い求めたものです。あとはどの時点で実行するのかだけのことでした。そこで旅の足となるバイクですが、ホンダ400ccクラスを考えていました。

 ところが、平成21年3月31日付けで定年を迎えた同年7月当時、小学2年生の甥っ子がまだ自転車に乗ることができませんでした。夏休を迎えると同時に早速、炎天下のなかを二人三脚の猛特訓でした。その結果、比較的短期間で乗ることができました。

 次のステップは、一般路上で走れるようにすることです。そのためには共に路上を走るための自転車が私にも必要となります。練習で使った彼の自転車も、どうみても小さすぎます。両者の自転車が必要となったのです。そこで自転車店へ出向き、「同じ買うのならこの際、少し気のきいた初心者向けのクロスバイクを・・・」と考えた末に、妹が買ってくれたのが「キャノンデール4(7万円余り)」でした。ママチャリと比較すると、かなり高価な買い物であったといえます。このとき甥っ子の自転車も買い換えました。

 早速、走ってみると想像以上に軽くて、しかも快適に走れることに感動したものです。私の若いころの移動手段はママチャリでしたので、自転車の機動性についてはある程度のことは認識をしていたつもりです。それでも久しぶりに乗る自転車に、漕ぐペダルの軽さと快適さに驚きました。以後、自転車にハマってしまったのです。

 自転車にハマると同時に、私の心にとんでもない炎を灯すことになりました。それまで構想に描いていた自動二輪で日本一周の夢が、「同じ日本一周をするのであれば、走り終えた後、より達成感を味わえるのは自転車ではないだろうか・・・」と、それまで描いていた日本一周のイメージを覆すほどの、しかも無謀な計画へと転換することになったのです。このときの私の年齢は60歳です。これが自転車で日本一周をする更なる動機となったのです。